【中国時報】うどん店進出も食べ方まだまだ


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 ラーメンブームの勢いを借り、稲庭うどんの専門店「稲庭善助」がこのほど台湾に進出した。なかなかの人気だが、だしに麺を漬けて食べるという食べ方がまだまだ普及していない様子で、客からたびたび出る「塩辛い」というクレームに料理人は困惑顔だ。

 料理長の川村氏によると、麺を全部だしに漬け込んでしまったり、だしのまま飲んでしまったりするのが塩辛いと感じる原因になっている。また台湾には麺をすすりこむ習慣がない上、ゆっくり食べるため麺が伸びてしまうのも悩みの種となっている。食べる前の写真撮影も悩みの一つ。友人と食べている写真を何枚も撮ってから食べ始める人が少なくない。