【台風12号】本島北部は暴風域に 昼過ぎに接近へ


この記事を書いた人 Avatar photo 琉球新報社

 強い台風12号は25日午前9時現在、南大東島の西北西約140キロにあり、大東地方を暴風域に巻き込みながら1時間に15キロの速さで北西に進んでいる。台風の接近に伴い、沖縄気象台は午前7時すぎに沖縄本島北部に暴風警報を発表した。

昼過ぎから夜にかけて最大瞬間風速35メートルの暴風がふく恐れがあり、厳重な注意を呼び掛けている。台風が北西に進んでいるため、本島中南部は暴風域にかからない見通し。
 25日午前6時11分、南大東で最大瞬間風速31・7メートルを観測した。沖縄気象台によると、台風は勢力を維持しながら25日昼過ぎには本島北部に接近する見通し。本島地方の雨量は多いところで1時間に70ミリに達する可能性があり、気象台が土砂災害などに注意を呼び掛けている。
 25日午前9時50分現在の中心気圧は965ヘクトパスカル、中心付近の最大風速は35メートル、最大瞬間風速は50メートル。
 【琉球新報電子版】