台風12号の影響で予定していた取材に行けず、7月24日午後からあちこちの実績ポイントを回ってみたが、台風前で波が高いとの予報のためか釣り人に出会えず南下していると、午後5時半にラマダ横のポイントで知り合いの玉城正一さんの車を発見した。
連絡を取ると、波が荒れてきたらすぐに釣りをやめることにしており、昼後から釣りをしているとのこと。ポイントに下りると、玉城さんは既に20センチ前後のカーエーを7匹も釣り上げていた。釣ったカーエーの写真を撮ってから全てリリース。今度は大きめのカーエーを狙ってみると宣言した玉城さんは35センチのキープサイズを釣り上げた。続いて20センチクラスのカーエーを釣り上げたが、小さいのでリリース。今度こそと仕掛けを入れるとすぐウキがわずかに沈んだ。アワセると今までより強い引きで竿が曲がった。
しかし、大物だよと叫んだ途端に痛恨のすっぽ抜け。気を取り直して仕掛けを入れると、今度は35センチのチヌが釣れた。ちょうど波も高くなってきて、日も暮れたので安全のため、その日の釣りを終えた。ラマダ横はカーエー釣りで有名だがポイント争いのうわさもあり、駐車場からポイントまでは国道58号を渡らなければならず、安全とマナーに注意して楽しみたい。
(おきなわ釣王国社・仲栄真修)