琉球古典芸コン始まる 6部門に905人


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「かせかけ」を踊る舞踊新人部門の受験者=1日、那覇市泉崎の琉球新報ホール

 第50回琉球古典芸能コンクール(琉球新報社主催)が1日、舞踊新人部門を皮切りに那覇市泉崎の琉球新報ホールで始まった。舞踊、三線(野村流、安冨祖流)、箏曲、太鼓、笛、胡弓の6部門に計905人が応募している。

25日まで新人、優秀、最高の各賞に挑む。
 審査は舞踊と箏曲が琉球新報ホールで22日まで続く。太鼓、笛、胡弓、三線は那覇市天久の琉球新報本社多目的ホールで2~23日に行われる。
 第5回八重山古典芸能コンクール(同社主催)は24、25の両日に琉球新報ホールで行われる。三線、筝曲の2部門に計67人が応募している。
 1日は受験者が古典二才踊「上り口説」や古典女踊「かせかけ」「天川」を踊った。審査員の厳しい視線が舞台に注がれる中、受験者が日ごろの成果を発揮しようと心を込めて踊った。