台中市の静宜大学はことし、台湾政府の国際交流制度に対する補助制度「学海飛〓」と「学海惜珠」に同時採択された。静宜大はすでに11年連続で他の補助金も獲得しており、今回の採択で台湾全国で最高額の補助金を受けることになる。
評価されたのは、静宜大が全国に先駆けて始めた「411留学制度」。4年間の在学中に短期留学と長期の交換留学をそれぞれ1回ずつ経験するというもの。本年度は309人が補助金を受け、アメリカ、ドイツ、オランダなどに留学する。
また静宜大は、海外留学が難しい学生の外国語の習得や異文化理解にも配慮し、国際的な学術組織や多国籍企業と提携している。姉妹校からも積極的に留学生を受け入れており、本年度は1900人以上を交換留学として受け入れることにしている。
※注:〓は「颱」の「台」が「易」