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チェッカーズ『プラチナムベスト チェッカーズ オールタイム・コレクション』

「再ブレーク盤」 高音質で進歩したベスト盤
 1970年代~90年代にポニーキャニオンで活躍したアーティストの高音質CDシリーズの1作。92年の解散以来、ベストは大量に出ているが、本作で多くの進歩が見られる。

 全35曲、過去のリクエスト上位を重視しつつ、そこから漏れていたヒット・シングルの『哀しくてジェラシー』や『Room』、デビュー曲候補でオールディーズ風の『恋のレッツダンス』などを追加。さらに、最初と最後をアカペラで揃えるなど、曲順にもこだわる。
 何より音質の変化が大きい。従来品は、フミヤのアクの強さや、各演奏やコーラスの個性を引き立てた派手な音色だったが、本作は1つのサウンドにまとめている印象を持つ。実際、イヤホンで長時間聞いても疲れない。きっとこれも今のリスナーへの心配りなのだろう。
 ただ、各曲の発売日や解説が皆無で、初心者にはやや不親切。とはいえ、本作ならば、彼らを知らない若い音楽ファンでも邦楽のバイブルとして親しんで聞けるはず。
 (ポニーキャニオン・2CD3000円+税)=つのはず誠
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つのはず誠のプロフィル
 つのはず・まこと 1968年生まれ。総合化学会社、広告代理店勤務を経て、T2U音楽研究所を設立。音楽市場分析のほか、音楽配信サイトやオムニバスCDの選曲を手がける。
(共同通信)


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つのはず誠


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