【中国時報】映画、聞いて楽しむ 視覚障がい者向け上映会


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 台中市政府は1日、視覚障がい者の福祉活動の一環として、専門的な訓練を受けた「口述映像師」による映画上映会を開催。視覚障がい者に映画を楽しんでもらうとともに、視覚障がい者により積極的な社会参加を促した。

 上映したのは、昨年台湾で公開された「想飛(ドリーム・フライト)」。パイロットを志す青年が、失明して将来への希望を絶たれ心を閉ざした恋人を励まし続け、女性が夢を取り戻すという青春ラブストーリーだ。
 上映会が行われた視覚障がい者リハビリセンターでは、自立生活訓練や点字、パソコンなどのクラスを開設。中途障がい者のための心理カウンセラーも常駐している。市社会局では健常者の障がい者への理解も深め、ハードだけではないバリアフリー社会を実現して行きたいとしている。