【中国時報】地下送金集団の運び屋4人逮捕


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 インドネシアへの地下送金集団の捜査を進めてきた台湾政府調査局は3日、桃園国際空港と台中空港で運び屋4人を逮捕。現金3370万元(約1億3千万円)を押収した。容疑者らは香港やインドネシアを日帰りで往復し現金を運んでいたとみられている。

 調査局によると、主犯格のインドネシア系華僑は、2013年に台湾国籍を取得した。インドネシア人労働者の本国仕送りを不法に助けていた。
 現在、台湾国内で働くインドネシア人は30万人余。年間の所得は数十億元に上ると見られ、多くが本国に仕送りされている。仲介業者や銀行を通じての送金は手数料が掛かることから、地下業者として携わるインドネシア人労働者が少なくなかった。