ハブに感謝し供養祭 南都酒造所職員らが焼香


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ハブに感謝して焼香する関係者たち=2日、南城市のおきなわワールド文化王国・玉泉洞

 【南城】南城市のおきなわワールド文化王国・玉泉洞で2日、ハブ供養祭が開かれた。ハブ酒を製造する南都酒造所やハブ博物公園の職員ら約30人が参加し、恩恵を受けているハブに感謝して線香を手向けた。

 同酒造所では、年間約6千本のハブ酒を製造・販売している。ハブに感謝し、供養することを目的に、8月2日の「ハブの日」に毎年供養祭を開いている。同公園内の天蛇観音前に設けられた祭壇にはハブ酒やお菓子などが供えられ、住職が読経を上げた。
 おきなわワールドを運営する南都の松茂良英次常務取締役は「ハブと人間の共存を目指し、今後も研究を重ねていきたい」とあいさつした。