「戦争法案を許さず」 宮古島、150人デモ


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安保法制の廃案を訴えデモ行進する参加者=15日午後5時ごろ、宮古島市平良

 【宮古島】「『戦争法案』は廃案に!市民集会」(平和運動センター宮古島主催)が15日、宮古島市で開かれた。約150人が参加した。政府や国会に対し安保関連法案の廃案を求める決議が採択されたほか、デモ行進し、平和の大切さを訴えた。

市中央公民館前で開かれた集会で、主催団体の下地朝夫議長は「安倍政権は、米国と一緒になって戦争のできる国にしようとしている」と批判した。
 決議は「基地が集中する沖縄は、戦争になれば真っ先に『標的の島』になる」とし、宮古島への陸上自衛隊配備や名護市辺野古の新基地建設について「戦争法案と表裏一体」として反対していくことを強調した。
 集会参加者らはその後、宮古島市役所平良庁舎まで約1キロを練り歩き「戦争法案反対」と訴えた。