日本領海内で訓練 うるま沖ヘリ墜落、米国防総省が説明


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 【ワシントン=問山栄恵本紙特派員】米国防総省当局者は15日、米軍ヘリうるま沖墜落事故について、事故が起きた場所は浮原島沖の日本の領海内だったと説明した。

事故当時は米特殊作戦部隊が自衛隊に対し、訓練の実演を行っていたと説明した。
 訓練は日本当局との調整の上で実施され、日米両国は陸や日本の領海内で規定通りの訓練を実施していると強調した。また陸軍特殊作戦司令部が事故原因などの調査に当たっていることを明らかにした。調査完了時期については明言しなかった。
 当局者によると、事故機MH60ヘリを載せた事前集積艦「レッド・クラウド」は日本時間の16日午前3時現在、東シナ海上を航行している。米軍は今後、調査のため、事故機を別の船に載せ替え米本土に移送する。