【台風15号】先島23日夕から最接近 八重山、宮古全域に暴風警報


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 強い台風15号は23日午前7時現在、石垣島の南南西約190キロにあり、勢力を保ちながら15キロの速さで北に進んでいる。先島諸島には23日夕方から24日未明にかけてかなり接近する見込みで、沖縄気象台は猛烈な風やしけに厳重に警戒するよう呼び掛けている。

石垣島地方が22日午後10時29分に暴風警報が発表されたのに続き、宮古島地方には23日午前4時20分、与那国島地方は23日午前4時30分に暴風警報が発表された。
 気象台によると、石垣島市登野城で23日午前6時38分、23・1メートルの最大瞬間風速を記録した。ほか波照間島で22・1メートル(23日午前6時29分)、宮古空港で20・6メートル(23日午前2時6分)の最大瞬間風速を記録した。
 台風15号の23日午前7時現在の中心気圧は950ヘクトパスカル、中心付近の最大風速は40メートル、最大瞬間風速は60メートル、半径110キロでは風速25メートル以上の暴風域、南側440キロ、北側330キロで風速15メートル以上の強風域となっている。
 沖縄本島地方は23日昼すぎから大しけ、23日夜のはじめごろから強風となる見込み。【琉球新報電子版】