オリックスBCに子育て「プラチナ」 県内認定1号


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「プラチナくるみん」と「くるみん」の認定を喜ぶ受賞者と沖縄労働局の待鳥浩二局長(中央)=21日午後2時ごろ、那覇市沖縄労働局

 沖縄労働局(待鳥浩二局長)は、仕事と家庭を両立させる計画目標を達成した「子育てサポート企業」のうち、より高い水準の取り組みを行った企業が受けられる特例認定(通称・プラチナくるみん認定)の県内第1号にこのほど、オリックス・ビジネスセンター沖縄(本社・那覇市、従業員数658人)を認定した。

県内13番目となる「子育てサポート企業」には、プロトデータセンター(本社・宜野湾市、従業員数653人)を認定(くるみん認定)した。
 オリックス・ビジネスセンター沖縄は計画期間中の育児休業取得率が女性は100%、男性は55%と高く、出産した女性の継続就業率が95%に達しているなど、11項目の特定認定基準を満たした。
 片平聡社長は「ベースにあるのがゆいまーる、みんなで助け合う企業文化が根付いている」と語った。
 プロトデータセンターは妊娠中や出産後の女性に対する個別面談の実施や計画期間中の女性の育児休業取得率が95%、男性2人が育休を取得するなど9項目の認定基準を満たした。
 東嵩西直人取締役は「子育ては楽しく充実したものという環境をつくってあげたい」と意欲を示した。