琉球新報社 糸満釣り筏（いかだ）は２０１０年に西崎港内に設置され、トイレやテントもあり、初心者やファミリーでも気軽に楽しめる。夏休みも後半を迎えた８月１９日、お昼前に糸満釣り筏に渡った。既に数組のファミリーと数人のベテランがいて、思い思いの仕掛けで釣りを楽しんでいた。
夏休みの家族サービスで子ども２人と筏に渡った南風原町の津嘉山朝之さん。初心者にも易しいサビキ釣りに挑戦した。小型のグルクマーや中型のガチュンが入れ食いし、数時間で１００匹近くを釣り上げた。何度も訪れているという、うるま市の親川ファミリー。サビキ釣りのほか、オキアミ餌の胴突仕掛けで５０センチ近いウムナガーや３０センチのトカジャーなどを釣り上げた。
釣り仲間とフカセ釣りをしていた岩本さんは３キロ前後のガーラを釣り上げガッツポーズ。糸満釣り筏では現在、サビキ釣りでグルクマーやガチュン、小型のグルクンやガーラが釣れて、これから日一日と大きくなってくる。胴突き仕掛けや、フカセ釣りではオニヒラアジやカスミアジ、ロウニンアジなどが狙え、ベテランでも楽しめる。つりぐのぞうさん（電話）０９８（９９５）３１１７。（おきなわ釣王国社・仲栄真修）
