【嘉手納】嘉手納町議会(徳里直樹議長)は26日の臨時会で、12日に発生した米軍ヘリうるま沖墜落事故に対する抗議決議と意見書を全会一致で可決した。
抗議決議と意見書では、「一歩間違えれば住宅地に墜落しかねない極めて危険な事故」と指摘し、「基地周辺住民に不安と恐怖心を抱かせる、決して看過できない事故である」と批判している。その上で、事故原因の究明と公表、事故防止策の策定と公表、住民居住地上空での飛行訓練の禁止などを求めている。
徳里議長らは同日午後、沖縄防衛局を訪問し要請行動をする予定だ。【琉球新報電子版】