沖縄地方、18日午前7時にも津波第1波 チリ地震、20センチ~1メートル


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 チリ中部沖で起きたマグニチュード(M)8・3の地震で、沖縄地方は18日に20センチから1メートルの注意報レベルの津波が到達する恐れがある。第1波は18日午前7時すぎから8時ごろに到達する見込み。沖縄気象台は17日、記者会見し「より大きく推移する可能性もある」と注意を呼び掛けた。注意報や警報などの発表は18日午前2時~3時ごろになるという。

 昨年4月のチリ北部沿岸のマグニチュード8・1の地震では、那覇港で8センチ、南城市安座間で6センチの津波を記録した。また2010年のチリ中部沿岸のマグニチュード8・8の地震では、宮古島市平良で43センチ、南城市安座間で34センチ、石垣港で20センチの津波が観測された。【琉球新報電子版】