冥王星の「たそがれ」を撮影 米探査機捉える


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無人探査機ニューホライズンズが上空1万8千キロから撮影した冥王星の画像(NASA提供・共同)

 【ワシントン共同】米航空宇宙局(NASA)は17日、無人探査機ニューホライズンズが捉えた冥王星の「たそがれ」の画像を公開した。上空1万8千キロとこれまでで最も近い位置から撮影した画像は迫力満点だ。

 初めて冥王星への接近観測に成功した7月、1万2500キロまで最接近した15分後に、地平線に沈む太陽の方角を撮影した。
 大気が10以上もの層を成して上空100キロまで続く様子や、3千メートル級の山々に大きな雲の塊がかかるのが確認できるという。大気や雲は窒素などのガス、山々はそれらの氷でできているとみられる。
(共同通信)