参院選に伊波氏擁立決定 県政与党系


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伊波 洋一氏

 来年7月の任期満了に伴う参院選に向け、県政与党と経済界、労働団体などでつくる候補者選考委員会は23日午後、那覇市内で会議を開き、元宜野湾市長の伊波洋一氏(63)の擁立を正式に決めた。24日に正式に出馬要請をし、受諾を得る方針。

 伊波氏は琉球新報の取材に対し「出馬要請は受諾する考えだ。安保法案や辺野古新基地建設を含む沖縄の基地問題にしっかり取り組む姿勢で選挙に臨み、国政の場に立てるよう頑張りたい」と意欲を語った。
 伊波氏は1952年生まれ、宜野湾市嘉数出身。琉球大卒。県議2期を経て2003年宜野湾市長に初当選。2期目途中の10年10月に辞職し知事選に出馬したが落選。安里猛前市長の辞職に伴う12年の市長選に再出馬したが落選した。
 現職の島尻安伊子氏(50)も出馬を決めている。