【ベルリン共同】ドイツは3日、1990年の東西統一から25周年を迎え、西部フランクフルトでガウク大統領やメルケル首相ら約1300人が出席して記念式典が開かれた。統一の象徴となっている首都ベルリンのブランデンブルク門前でコンサートが行われるなど各地でイベントがあり、ドイツは数日間にわたって祝賀ムードに包まれる。
統一は冷戦終結や欧州連合(EU)統合をもたらすなど、国際社会に大きな影響を与えた。四半世紀が過ぎ、ドイツは欧州の大国としての地位を確立。しかし根強い東西格差と、中東などから押し寄せる難民や移民への対応が国家的課題として突き付けられている。
(共同通信)