砂濁りにチヌ連発


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(1)10月3日、糸満モクマオウポイントでチヌやマルコバンアジなどを釣った米蔵守さん
(2)9月24日、宜野湾海岸で48センチ・2.14キロのカーエーを釣った宮城尚茂さん
(3)27日、宜野湾海岸で128センチ・25.6キロのロウニンアジを釣った國仲隼さん
(4)3日、伊江島沖で生まれて初めての釣りで3キロのアカジンやナガジューミーバイなどを釣った石川正悟さんと義父の島田清進さん
(5)25日、石川海岸でシガヤーダコを餌に70センチ・4.25キロのタマンを釣った湧川朝尊さん
(6)4日、東村カヤックフィッシング大会で1.07キロのイヌバーを釣って優勝した川端章さん(右)と息子の琉儀さん
(7)20日、糸満沖合で48センチのタマンを釣った岡田飛龍さん
(8)25日、国場川で40センチのテルピアを釣った三留しょうとさん
(9)23日、南部海岸でヒメアイゴ、カタカシ、トカジャー、メッキを釣った井上コハルさん

 チヌは釣り人に人気の魚だが、用心深いので透明度の高い時はなかなか釣れず、「チヌは濁りを釣れ」が定説。フカセ釣りのベテラン米蔵守さんは、北風が吹くと、ホームグラウンドの通称「モクマオウポイント」にチヌ釣りに出掛ける。

 ここのポイントは北風が吹くと砂濁りが発生し、高い確率でチヌが連発するからだ。10月3日も北よりの風が吹いたので午前9時からチヌ釣りに出掛けた。

 コマセを打ち、仕掛けを投入。底を引きずる感じに棚をセットして、誘いを掛けると、ウキが消し込まれた。引きを楽しみながら寄せてくると20~30センチ弱のチヌが次々にヒット。3時間ほどで6匹のチヌや1キロオーバーのマルコバンアジを釣り上げた。チヌ釣りはこれから冬場に向けてトップシーズンを迎える。

 10月4日、東村の福地川海浜公園を会場に「東村 やんばるクラブ杯 カヤックフィッシング大会」が開催された。参加者26人は釣りのために工夫を施したシットオンカヤックに乗って思い思いのポイントで釣りを楽しんだ。主な結果は次の通り。

▽1位・川端章(イヌバー、1.07キロ)
▽2位・豊本剛司(タマン、1.05キロ)
▽3位・玉城金太(ガーラ、0.86キロ)
(おきなわ釣王国社・仲栄真修)