外来機飛来に反発の声 嘉手納爆音訴訟団などが抗議集会


この記事を書いた人 外間 聡子

 【嘉手納】米軍嘉手納基地が、10月中旬にも米オクラホマ州タルサ空軍基地所属のF16戦闘機が嘉手納基地に暫定配備されると発表したことについて、9日、外来機飛来緊急抗議集会(主催・第三次嘉手納基地爆音差止訴訟原告団、沖縄平和運動センター、中部地区労働組合協議会)が嘉手納基地の滑走路を見渡せる通称「安保の見える丘」(嘉手納町)で開かれ、参加者が配備に抗議の声を上げた。
 平和団体や労働組合員ら約50人が「負担増加だ」と反発の声を上げた。新川秀清原告団長は「州空軍の飛来は、明らかに意戦争法に基づいて日米が軍事的一体化を進めている現れだ」と批判した。
 嘉手納基地は7日、10月中旬からF16戦闘機12機と兵員約200人を配備すると発表した。飛来日時と期限は明らかにしていない。州空軍からの配備はことし3回目で、常態化が懸念されている。
 【琉球新報電子版】