普天間の負担減議論 宜野湾9団体が意見交換会


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 【宜野湾】宜野湾市は9日、同市役所で「普天間飛行場の1日も早い閉鎖・返還と、その間の危険性除去および基地負担軽減の実現の加速に向けた今後の取り組みに関する意見交換会」を開いた。市や市議会のほか、老人クラブ連合会、商工会など市内9団体の代表が普天間飛行場をめぐる問題について意見を交換した。

 垂直離着陸輸送機MV22オスプレイの夜間飛行など普天間飛行場から派生するさまざまな問題について改善に向けた取り組みを模索することを目的とした。議論を継続し、近日中に2回目を開催する予定。

 終了後、佐喜真市長は騒音問題が一つの論点になったことに言及し「これまでの抗議・要請でも改善されない現状を踏まえ、目に見える形での負担軽減につながるよう、各団体と共通認識を持ってアクションを起こしていきたい」と述べた。