【中国時報】最多は“陳”さん 台湾の名字、単姓が71%


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 内政部は先ごろ、2月に実施した戸籍調査の結果を発表した。「陳」「林」「黄」「張」「李」の五姓が最も多かった。中でも最多となった「陳」姓は全体の11%。宜蘭県と雲林県以外では、すべての地域で最も多い姓となった。
 台湾地区の名字の総数は、1989種。一文字の名字である「単姓」が全体の71%で大多数を占め、二文字の「複姓」が27%。三文字以上の姓もあった。二文字以上の複姓では、「張簡」「欧陽」「陳黄」「范姜」「張陳」が多かった。
 「一」「胖(太っているの意)」「頭」「某」「鶏」などや、三文字以上の姓など大変珍しい姓も報告されているが、内政部では「改姓によるものや先住民族が中国的な姓を本来の姓に戻したもの、外国人配偶者の帰化による創姓などが原因で、新しい姓が誕生した結果」と分析している。