【中国時報】幼児期の肥満、成年後に反映か


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 林口長庚医院の児童内科の趙舜卿医師は、2歳から7歳の幼児の肥満状況が成年後の体形に反映している可能性を指摘する。多くの親は赤ちゃんにおやつをやりすぎてしまい、ひどいときは2歳の幼児が偏食で肥満になる例もあるという。
 赤ちゃんの未来の体形は遺伝子のみで決まるわけではなく、出生児の体重や母親の胎内にいる間に与えられる栄養にも関係するという。
 出生時の体重が重くても、のちの栄養や適度な運動により成長してから標準体形を維持することもできる。
 一般的に母親の多くは赤ちゃんが小さすぎることを心配するが、大きすぎることはあまり気にしない。両親が太りすぎを気にしている場合は、赤ちゃんの食事にも気をつける。しかし、家族が赤ちゃんに甘いケーキを好んで食べさせる場合、幼児からすればややカロリーが高いものとなり、偏食の習慣がついてしまうかもしれないという。