【中国時報】ごみの分別呼び掛け イメージ・キャラクターにビビアンさん


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 資源ごみの回収を呼び掛けるため、台北県は先ごろ、日本でも活躍中のビビアン・スーさんをイメージ・キャラクターに起用した。ビビアンさんは県庁や市役所を訪れ、ごみの分別を呼び掛けた。市長代行と撮影したテレビCMも、近くシリーズで放映される。
 ビビアンさんは「日本に行ったばかりのころはごみの分類を知らず、自治会の人に怒られたこともあった」「台湾人の顔に泥を塗ってはいけないと頑張り、今では家にごみ箱を7つ用意し、家族にも分類を徹底している」と自分の経験をもとに分類を呼び掛けた。
 環境保護署(環境省)はことし、ごみ分類を義務化する計画だが、台北県ではいち早くことし4月から、板橋など8つの市町村でごみの分類を開始。1カ月当たりで1600トンごみが減少しており、資源ごみも毎月300トン回収されるようになっている。