【中国時報】「鬼月」も好調不動産市場 値引きに期待


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 今月5日から、旧暦の7月に入り、一般には陰界の扉が開いて霊が人間界に戻るため、結婚、出産、不動産などには不向きな時期とされてきたが、ことしの不動産市場は好調が続いている。
 民間の不動産業者が実施した調査によると「鬼月」の中古物件の成約件数、近年増加の傾向にあり、2001年では前年同月の8・1%増。02年と03年は2年連続で5割増と急成長しており、04年も3月の総統選挙直後に低迷したものの、「鬼月」には前年の12・1%増と好調だった。
 同社が実施したアンケートによると、回答者の半数は依然「鬼月」の不動産取引をタブー視しているが、25%は「鬼月に買うと値引きに応じてもらえやすい」として、むしろこの時期の購入にメリットを見いだしている。