【中国時報】無線LAN年内にも完成 台北市の公立学校


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 台北市が進めてきた公立学校の無線LAN設置が、年内に完成する。市教育局では今後、ネット上での画像や音声の「有声図書館」の構築、登校ができない生徒のための授業映像のリアルタイム配信など、さまざまなサービスを始めることにしている。
 対象は市内にある市立の小・中・高校、計238校。設置範囲は、すでに校内の50%から80%のエリアにわたっている。一部の学校では試験的に、図書館の貸出証と電子マネー、バスと地下鉄の共有カードを兼ねた学生証の発行なども始まっている。
 特に注目されているのは、CCDカメラを使った授業のリアルタイム配信や英語教育のためのHP立ち上げだ。これにより生徒はどこにいても、好きな時間に授業を受けることができるようになり、大きな教育的効果が期待されている。