【中国時報】人気の投資先は上海 電機電子公会調べ


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 電機電子公会(同業組合)は先月25日、中国での投資に関する最新調査報告「中国大陸地区投資環境とリスク調査2005」を発表した。報告によると、対象となった75都市の中で、依然上海市ビン区の人気がトップだった。最下位は広西省北海市だった。
 今後注目される都市としては、四川省成都市が西南地区で唯一トップの18にランクイン。華北地区の天津の注目度も高まっており、台湾人ビジネスマンの関心が、上海やその近郊から環渤海湾地区に移りつつある表れともみられている。
 中国投資の最大のリスクとしては「行政担当者の法律に対する認知と執行の不一致」が挙げられた。「政府の知的財産に対する軽視」「融資を受ける際の利便性の悪さ」も、過去5年間同様「最大の不満」に挙げられた。