【中国時報】バーコード偽造に新手口 安い価格張りつける


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 台北市の士林地検は先ごろ、コンビニエンス・ストアで販売されていた700ccのウイスキー瓶4本に、同銘柄の小瓶用の偽造バーコードを張りつけ、不当に安い価格で酒を購入した容疑で、船員の郭慶瑞(38)を送検した。
 調べによると、郭容疑者は台北市南港区東新街にあるコンビニエンスストアで、店員の目を盗み、700ccで約2800円のジョニーウォーカー黒ラベルに、200ccの小瓶用バーコードを張って機械を誤認させた。店員が気が付かなかったため、2日後に同じ手口でだまし取ろうとしたところを、店員が発見し、逮捕された。
 検察当局によると、郭容疑者は「バーコードは兄にもらった」としているが、新しい犯罪の手口であり、背後に大掛かりな犯罪組織が存在する可能性もあるとみて、慎重に捜査を進めている。