【アルゼンチン】名桜大学から26人現地実習


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 名桜大学からの大勢の現地実習生が今年もアルゼンチンにやってきた。今年は総勢30人(実習生は26人)が来亜。中南米への実習生はこれまでで合わせて597人に上っている。引率者はいつものように住江淳司助教授だ。
 18日には在亜沖縄県人連合会(米須清文会長)主催の歓迎交流会が行われた。交流会では、米須会長の歓迎のあいさつがあった後、昨年、名桜大学が開学10周年を迎えたということで、学校法人名護総合学園理事長の比嘉鉄也氏名義で住江助教授から、アルゼンチン側へ感謝状贈呈があった。贈呈を受けたのは饒平名知秀、玉城昌一、仲村実好、屋宜宣太郎、新里真一、新垣善太郎の6氏。

 引き続き名桜大学の留学生、中邨慶介さんの音頭で乾杯してアサード(焼き肉)を食べながら、アルゼンチン側が用意したタンゴや、名桜大学実習生たちのダンス、棒術、エイサーなどが披露された=写真。
 このあと住江助教授が謝辞。「10年間に名桜大学の卒業生たちが各国に就職し、国際交流の先端にいることは大変な誇りです。例えば在日アルゼンチン大使館、ブラジル領事館、チリ大使館、サンティアゴ日本大使館、ボリビア沖縄県人会移住史編さん委員、パラグアイ共和国イグアス農業協同組合職員、メキシコ日本語学校教師、パラナ日伯文化連合会への就職者派遣、そしてアルゼンチン沖県連の文化コーディネーターなど、数え切れないほど進出している」と話した。
(新垣善太郎通信員)