【アメリカ】目標を持つこと大切/玉那覇さん米留学について語る


この記事を書いた人 Avatar photo 琉球新報社

 「自分の可能性を信じ、目標をしっかりと持つ。留学前にうんと英語を勉強しておくと、アメリカ留学成功の可能性は大」と目を輝かせるのは、サンディエゴにあるクヤマカ市立大学をこのほど卒業した那覇市出身の玉那覇瑞菜さん。
 アメリカに私費留学する日本人学生の中で、期限内で卒業して帰国する人は数少ないようだ。それは語学力が問題になっているのだろうか。

 玉那覇さんは首里高を卒業後、東京の語学専門学校で英語を勉強し渡米した。サンディエゴの語学校で3カ月間英語を習い、クヤマカ・カレッジに入学した。入学したのは2003年の9月で、教育学部児童育成学を専攻、今年8月に卒業した。7カ月間はインターンとして、サンディエゴ市内の2カ所の保育園で学生教師として働いた。「授業で得た知識を実際に子供たちの前で披露するのは本当に大変で、毎日が勉強でした。その中で良いクラス・メートや先生方に恵まれて、必死に頑張りました。将来は、日本とアメリカの懸け橋になれるような仕事に就きたい」と玉那覇さんは抱負を語った。
(当銘貞夫通信員)