【中国時報】「六目並べ」に高評価 国際PCゲーム会議


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 交通大学工学部の呉毅成教授は先ごろ、国際コンピューターゲーム発展会議で、五目並べを改良した新ゲーム「六目並べ」を発表した。五目並べより先攻後攻に不公平がなく、ゲーム展開にも多様性があると、高い評価を受けた。
 「六目並べ」とは、まず先手の黒が一手目を打ち、その後双方が交互に二目ずつ打って、先に六つ並べた方を勝ちとするというもの。呉教授の指導する大学院生が、コンピューターを使ったシミュレーションをした結果、約2万5千通りのゲーム展開が可能で、五目並べより変化に富むばかりでなく、五目並べのような先手有利の傾向もないことが証明された。
 「六目並べ」は同会議で大きな反響を呼んだため、呉教授と協議の結果、このゲームを権威あるコンピューターゲーム雑誌上で紹介するとともに、第11回プログラミング・オリンピックに、正式種目として申請することを決めた。