【アルゼンチン】小田切淳子さんインド舞踊披露


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在亜沖県連 在亜沖縄県人連合会(米須清文会長)は9月17日、日本女性によるインド舞踊の公演を初めて開催した。連合会館には500人以上が詰め掛け、企画は大成功。予想に反して入場者の80%強は“外国人”(アルゼンチン人)だった=写真。
 公演開催は、アルゼンチンにいる日本人女性が最近、文化活動を盛んにしている沖県連に対し話を持ち掛けてきたことがきっかけ。インド舞踊は、人類史上でも古い歴史を有しているにもかかわらず、あまり人々には知られていない。特にアルゼンチンに住んでいる日本人は見る機会に恵まれてないと言ったほうがいいかもしれない。

 踊り手は小田切淳子さんで、10年前にインド舞踊を習い始めたという。6年前に東京で初めてリサイタルを開いて好評を博し、インド舞踊家としての人気を得たという経歴を持つ女性だ。
 踊りは南インド地方に伝わるもので、9演目の踊り一つ一つの動作が活発だった。踊る前に、所作を懇切丁寧に説明、踊りが神へささげるものだということがはっきり伝わった。
 (新垣善太郎通信員)