【中国時報】会社変えても同番号 電信総局がサービス開始


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 交通部(国土交通省)電信総局は13日から、携帯電話の番号ポータビリティー・サービスを開始した。利用者は、契約している通信事業者に240元(約800円)の手続き料を支払えば、事業者を変えても、同じ番号を利用できるようになった。
 通信事業者の手続きにかかる負担を考慮し、1日の受理件数は、1万件までに制限する。料金が近隣諸国の1件約350円に比べ高すぎるという見方に対して、電信総局では1年間実施した後、再検討するとしている。
 携帯電話大手の中華電信と台哥大、遠伝の3社は、手続き料の利用者負担を決めているが、新興の亜太電は、他社から新規契約者の手続き料分を肩代わりする上、特別な優待サービスを実施することにしている。ポータビリティー・サービス開始を機に、市場に新たな動きが出るものとみられている。