【中国時報】マカオ便発着検討 4業者申請へ 松山空港


この記事を書いた人 Avatar photo 琉球新報社

 交通部(国土交通省)の林陵三部長(大臣)は19日、台北市内にある国内空港・松山空港を、香港マカオへの定期チャーター便の発着に開放する方向で、関連する行政院(政府)の大陸委員会などと協議する意向を明らかにした。
 松山空港は台北や高雄の国際空港の臨時代替空港と位置付けられており、設備や規模としても国際空港の条件を備えている。現在、西側のターミナルは未使用の状態であり、ハード面での問題はないとみられている。同路線には、国内線を運航している台湾の4航空業者が申請すると見込まれている。「利用者の多い日本路線も松山空港へ移すのではないか」という世間の憶測について林部長は、台北国際空港への影響を考慮し、検討はしないと明言した。