【中国時報】ノートパソコン出荷増加 世界シェア85%に


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 政府の「情報工業策進会」が先ごろ発表したIT産業に関する統計資料によると、今年第3四半期の台湾のノートパソコン出荷台数は、1335万台。昨年同期比で5割成長しており、世界のほぼ85%が台湾企業で生産されていることが分かった。
 この成長は、DELLやヒューレット・パッカードなどの主要メーカーが次々と安価な普及版を発表し、市場が活性化。この動きを受けて、台湾メーカーではOEM生産ラインを強化したほか、「エイサー」など台湾の自社ブランドが、欧米で予想以上の好調を記録したことも要因になっているとみられている。今年のノートパソコンを含むパソコンの総生産量は、昨年比8・9%増の1・8億台になると見られている。他の関連製品の出荷も好調で、マザーボードは、世界シェア96・5%に達するとみられている。