渡嘉敷、ノルディックウオーク 健康維持へてくてく


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 【渡嘉敷】渡嘉敷村包括支援センターは、高齢者の保健事業と介護予防事業の一環で住民を対象にしたノルディックウオーキング講座を定期的に開催している。毎回、ノルディックフィットネス協会の理学療法士、粟国健さんが講師を務めている。8月24日には、40代から80代までの男女11人が参加し、標高約200メートルの北山(にしやま)高地の起伏のある往復約2キロのコースに挑んで心地良い汗を流した。
 2本のノルディック・ポールを使って誰でも簡単で楽な歩行運動ができ、体力づくり、スタミナアップ、減量などに効果的とあって、村内でも年齢を問わず人気が高まっている。参加者は村中央公民館で粟国さんからポールの使い方などの説明や準備運動をした後、北山高地へ車で移動し、慶良間諸島の島々を眺望しながら約1時間のウオーキングを楽しんだ。参加者最高齢の伊波清子さん(85)は「仲間とおしゃべりをしながら気持ち良く歩けた。心も癒やされ気分爽快で最高でした」と声を弾ませた。 (米田英明通信員)

慶良間諸島の島々を眺望しながらノルディックウオーキングを楽しむ参加者=8月24日、渡嘉敷村道大谷線