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稲田小のバスお披露目 名護、75周年事業で購入


稲田小のバスお披露目 名護、75周年事業で購入 新旧のマイクロバスと一緒に記念撮影する名護市立稲田小の子どもたち=28日、名護市立稲田小学校
この記事を書いた人 Avatar photo 琉球新報朝刊

 【名護】名護市立稲田小学校で8月28日、学校創立75周年記念事業の一環で導入された新しいマイクロバスが、子どもたちにお披露目された。玉城武利校長は「保護者や同窓生、地域の皆さんの協力で購入できてうれしい」と語った。

 創立75周年を昨年迎えた同校には、記念事業期成会の呼びかけに応じ同窓生や地域から寄付約1千万円が寄せられた。バス購入費は約800万円で、残りは維持管理費などに充てる。

 稲田小は校外学習や部活動で30年ほど前からマイクロバスを使用しており、今回が3代目。先代のバスは創立50周年事業で導入されたが、老朽化に伴う冷房の不具合などが生じていた。玉城校長によると、バスは老人会など地域の社会活動でも使用しており、保護者や関係者から新車両を望む声があった。

 お披露目会の記念撮影で乗車した比嘉桐さん(12)は「前のバスよりも補助席の座り心地が良くなっている」と笑った。上間瑛斗さん(12)は「シートベルトの位置が変わり圧迫感が少なくなった」と満足そうな表情を見せた。 (武井悠)