バレーボール男子日本代表チームが4~14日、豊見城市民体育館を練習拠点に合宿を行った。代表選手とスタッフたちは、9月末から東京で始まるパリ五輪予選を兼ねたワールドカップに向けて調整した。
5日には豊見城市による歓迎式典が開かれ、市の特産品などが贈られた。選手を代表して、石川祐希選手と西田有志選手が特産品のクッキーや花束を受け取った。フィリップ・ブラン監督は「このような素晴らしい環境下での合宿を用意していただき感謝している。この合宿で沖縄のバレーボールはさらに盛り上がっていくだろう」と話した。県バレーボール協会の大兼康弘会長は「世界大会で46年ぶりのメダル獲得おめでとうございます。実りある合宿になることを願っている」と話した。
6日には豊見城市内の小学生8チームと中学生1チームを招いた練習もあった。代表メンバーが上げたトスで、スパイクを打つ練習などを体験した。
参加者を代表して、とよみ小学校6年の島袋ひばりさんが「これからも応援しています。今日はありがとうございました」とあいさつした。島袋さんは「練習は難しかったけど楽しかった。ハイタッチして、声もかけてくれて優しかった。オリンピックに向けて頑張ってほしい」と話した。
座安小学校6年の徳里優将さんは「体格やフォームがかっこよかった。フォームやスパイクの打ち方をまねしたいと思った」と話した。 (岩崎みどり)