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番組「命ぬ水」反響語る 嘉手納でPFAS汚染講演会


番組「命ぬ水」反響語る 嘉手納でPFAS汚染講演会 講演する琉球朝日放送の島袋夏子さん=16日、嘉手納町中央公民館
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 【嘉手納】「有機フッ素化合物(PFAS)汚染から市民の生命を守る連絡会」は16日、嘉手納町中央公民館で、人体に有害とされるPFAS汚染について語る講演会を開いた。約180人が訪れた。
 PFAS汚染問題の調査報道を続けるジャーナリストのジョン・ミッチェルさん、琉球朝日放送(QAB)の島袋夏子さんらが登壇した。両氏はQAB制作ドキュメンタリー「命ぬ水」で共同ディレクターを務めた。
 島袋さんは「命ぬ水」を米国5都市で上映したことを報告した。ブラウン大学で上映した際、嘉手納基地近くに家族で住んでいたという米軍関係者が訪れ、基地で水質汚染があることに驚きを受けていたという。「米軍関係者とも情報共有して取り組むべきだ」と話した。ミッチェル氏はPFASの国際的な最新情報などを報告した。(石井恵理菜)
講演する琉球朝日放送の島袋夏子さん=16日、嘉手納町中央公民館