“映える”名所が点在 伊平屋島の見どころいっぱい おいしい特産品も


“映える”名所が点在 伊平屋島の見どころいっぱい おいしい特産品も 野甫大橋から望む米崎海岸(実行委員会提供)
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 伊平屋島には、島民のおもてなしを大切にする心を意味する「いへやじゅうてー」という言葉がある。ムーンライトマラソンも島民総出で出場者を出迎えようと、準備を急ピッチで進めている。島北部のパワースポット「クマヤ洞窟」や国指定天然記念物「伊平屋島の念頭平松」など、幹線道路沿いには「伊平屋七景」と飛ばれる“インスタ映え”のスポットが点在。他にもコバルトブルーの海がまぶしい米崎海岸など、各地の名所は参加者を楽しませる。


 海に囲まれ、近海で採れた海産物の加工品など、お土産も思い出を彩る。太陽熱のみでじっくり凝縮され、こくのある味わいが特徴の「手もみ完全天日塩塩夢寿美(えんむすび)」や、村漁協の「もずくめん」は県内外にファンが多い。伊平屋島で採れた貝とウニを塩漬けした「ナーガラス」もお酒が進む逸品として、離島フェアなどでも人気だ。

 黒糖を使ったケーキやアガラサーなどのお菓子も製造されている。伊平屋酒造所の照島や、島でつくられた米を使った「しまぐみ」などの泡盛も、香り豊かな味わいとして知られている。

 今大会に合わせて開催する村特産品フェアでは、ムーンライトマラソンをイメージし、もずくが練り込まれたクッキーにクリームがサンドされている「ムーンライトクッキー」も発売を予定している。

伊平屋島の海の幸「ナーガラス」