【金武】琉装を素早く、美しく、自分で着付けることを目的とした「伝統文化『琉装』着付け子ども教室」が7月から10月までの合計6回、金武町で開かれた。教室は一般社団法人がらまんじゃく沖縄の主催で、文化庁の2023年度伝統文化親子教室事業として実施し、3歳から中学校2年生までが参加した。
最終日の10月6日は15人が参加。足袋をはき、自分で帯を締める一連の動作を確認しながら着付けをした。指導した玉城流琉花の会の吉田真和さんは「最初は足袋を付けることも難しかった子どもたちが多かったが、とても上手に着るようになってきている。成長が見られた」と話した。
教室に参加した宜野座中2年の金城悠珠さん(14)は「着付けを自分でできるようになったので、舞台などでも生かしていけると思う」と話した。
(池田哲平)