海軍壕公園で７００鉢の花の苗を花壇に植えた公園近隣の園児ら＝20日、豊見城市
琉球新報朝刊 【豊見城】那覇市と豊見城市の境界線にある県営海軍壕公園を花いっぱいの憩いの場にしようと、緑化活動が同公園にある海軍戦没者の慰霊塔の広場であった。3、4歳の園児計120人余りがペチュニア、ナデシコ、ニチニチソウなどの苗700鉢を花壇に植えた。
参加したのは那覇市の宇栄原こども園、はとぽっぽ保育園、豊見城市のゆたか認定こども園の園児たち。沖縄海友会の門馬規雄会長らも参加。塔の近くにクロキを植樹した。
旧海軍司令部壕事業所の屋良朝治所長は「二度と戦争を起こしてはいけないと、2万坪の敷地を都市公園に指定した。憩いの地となるよう、花を植えたい」と話した。
（岩崎みどり）
