釣り好きな彼氏の影響で1年前から釣りを始めた吉田咲月さん。アーラミーバイを釣りたいと奥の遊漁船「海姫」に9回通ってこれまで10キロのアーラミーバイを釣り上げた。10回目の挑戦となる10月29日は、午後2時半に大物のアタリがあったが、ライン切れ。同3時半に海に引きずり込まれそうなほど強烈なアタリ。体験したことのない重量感のある引きに耐え、竿(さお)尻をおなかに当てて、必死にリールを巻いた。水面に現れたのは、自己記録を大きく上回る126センチ・30.5キロのアーラミーバイだった。
10月29日、那覇一文字を会場に第42回G杯争奪全日本がま磯(グレ)選手権地区予選が開催された。参加者40人はブロックごとのグレ優先の5匹までのフカセ対象魚の総重量を競った。Bブロックでは前半、オキナメジナ3匹を釣り上げた加福大地さんが優勝確実と思われたが、後半戦で4匹のオキナメジナを次々に釣り上げた幸地海成さんが劇的な逆転勝利で初優勝を決めた。主な結果は次の通り(敬称略)。
▽優勝 幸地海成 オキナメジナ4匹 4150グラム Bブロック1位
▽準優勝 盛根直昭 ヒレーカー1匹 800グラム Aブロック1位
▽第3位 加福大地 オキナメジナ3匹イスズミ1匹 3390グラム Bブロック2位
(おきなわ釣王国社・仲栄真修)