【与那原】与那原町立与那原小学校(平良淳校長)で10月24日、花を育てる中で生命の尊さを知り、思いやりの心を育むことを目的とした「人権の花運動」植え付け式があった=写真。6年生約120人や照屋勉町長、地域の人権擁護委員らが出席した。
照屋町長は「人を尊重する豊かな心を持っていれば、戦争は起こらない。花を育てながら人を大切にする心を育てていこう」とあいさつした。
那覇人権擁護委員協議会の仲宗根忠真さんは「人権は人間らしく生き自分らしく輝く権利。植付式を人権について考えるきっかけにしてほしい」と述べた。
児童を代表して屋冝妃奈乃さん(12)は「思いやりや助け合いの心を育て、見た人が幸せになるような花を育てていきたい」と意気込みを話した。
児童10人と関係者らが、色とりどりのベゴニアをプランターに植えた。
与那原東小学校でも同日、植付式が開かれた。(上江洲仁美)
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与那原の2小学校「人権の花」 思いやりの心育もう
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琉球新報朝刊