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放水体験 防火学ぶ 名護市内の園児ら


放水体験 防火学ぶ 名護市内の園児ら 水の入った消化器で放水体験をする園児ら=16日、名護市大北の防災研修センター(名護市消防本部)
この記事を書いた人 Avatar photo 金城 大樹

 【名護】名護市幼年消防クラブは11月16日、子どもらに消防士の仕事や火に対する正しい知識を学んでもらおうと、同市大北の防災研修センター(市消防本部)で防火研修を実施した。市内30カ所の保育園から500人を超える園児らが参加、消防車の見学や消火器の扱いを学んだ。

 研修に参加した園児らは、はしご車がはしごを伸ばす様子を見学したり、消火剤の代わりに水が入った消火器を使った放水体験をしたりして、楽しみながら防火について学んだ。

 市消防本部の安里順消防長は「大盛況で子どもたちも楽しみながら消防の仕事を体験していた。ここで体験したことが、家族と火災について話すきっかけになれば」と話した。

 火災時に発生する煙を体験した神谷こゆきちゃん(5)は「煙がすごかった。赤くて甘いにおいがした」と語り、比嘉朱音ちゃん(5)は「煙が怖かった。地震と津波のビデオがすごかった」と話した。

 (金城大樹)