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兄弟小節 内里さん最優秀 与那原 12人熱唱、宮里さん優秀賞


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兄弟小節 内里さん最優秀 与那原 12人熱唱、宮里さん優秀賞 表彰状を掲げて記念写真撮影に臨む入賞者ら=11月18日、与那原町上の森かなちホール
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 【与那原】沖縄の人の温かい肝心(ちむぐくる)を歌にした兄弟小(ちょーでーぐわぁー)節の第4回民謡うたまつり「兄弟小節大会」が11月18日、与那原町上の森かなちホールで開催された。県内9市町村から12人が出場した。南大東村出身で南風原高校1年の内里美音(みほ)さん(16)が最優秀賞に選ばれた。優秀賞は那覇市の宮里哲朗さん(17)が獲得した。奨励賞に宜野座村の新垣吏歩さん(23)、特別賞に南城市の山内琉花さん(12)と北谷町の仲地修栄さん(73)が選ばれ、表彰状と記念品が贈られた。

 審査委員は上地政春町文化協会副会長を委員長に照屋勉町長、知念勇吉与那原まちづくり推進協議会長、當間卓商工会長、島袋啓次町文化協会郷土芸能部長、前川本流民謡協会の仲間秀雄さんら6人。上地審査委員長は「うまい歌い手がそろって審査に当たる委員もかなり苦労した」と説明した。ゲスト出演もあり、与那原うんたま森合唱団の合唱、子ども空手演武が披露された。さらに与那原町出身の志村幸司さんが歌を解説し、兼箇段翔さんが三線を弾いて観客を魅了した。

(知花幸栄通信員)