有料

来季飛躍誓い「食トレ」開始 宜野座高野球部 有志が米寄贈、身体作り


来季飛躍誓い「食トレ」開始 宜野座高野球部 有志が米寄贈、身体作り 米24袋が寄贈され、来季に向けて食トレを開始した宜野座高校野球部=11月26日、宜野座高校
この記事を書いた人 Avatar photo 琉球新報朝刊

 【宜野座】宜野座高校(木﨑智久校長)の野球部が、今年の主要な大会を終え、トレーニング期間に入った。
 来年3月の春季大会、甲子園を懸けた夏の選手権大会に向けて、選手全体の身体作りの一環として「食トレ」も開始。宜野座村体育協会野球メンバーの有志が、5キロの米24袋を寄贈した。11月26日の食トレ初日、父母らによる炊き出しが行われた。部員たちは地域の方々への感謝を述べ、来たるシーズンへ屈強な身体を作り上げ、さらなる飛躍を誓った。
 宜野座高校野球部の食トレは、1日40合を炊飯、日々の練習の合間に、間食として各自が白米1合を食べ、他校の野球部員に劣らない身体作りを目指す。
 宜野座高校野球部は、2001年の選抜大会で4強入りしたOBが外部コーチとして指導し、県秋季大会で4強入りを遂げた。来春の第96回高校野球選抜大会21世紀枠の推薦も受けており、再びの「宜野座旋風」に期待が高まっている。
 (池辺賢児通信員)