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生涯現役で地域に貢献/てだこ学園大学院35周年


生涯現役で地域に貢献/てだこ学園大学院35周年 35周年を祝い、かぎやで風を踊る学院生ら=11月16日、浦添市のアイム・ユニバースてだこホール
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 【浦添】60歳以上の地域社会活動の指導者を養成する「浦添市てだこ学園大学院」(仲宗根民男学院長)は11月16日、創立35周年記念式典を浦添市のアイム・ユニバースてだこホールで開いた=写真。
 1988年5月に開学した同学園は、これまでに1237人が卒業しており、現在は34、35期生が学んでいる。
 式典では元学院長や講師など15人が表彰を受けた。20年間にわたり琉球古典音楽の講師を務めた人間国宝の中村一雄さんは代表あいさつで「琉球古典音楽を紹介し、学院生の皆さんと共に勉強してきた。皆さんが生き生きと目を輝かせて、まるで青春時代を思い出したような顔つきで一生懸命頑張っているところが印象だった」と述べた。
 仲宗根学院長は「歴代の役員、講師の先生方や同窓生の皆さまの尽力により、素晴らしい歴史と伝統が築かれ、評価を得ていることに誇りと喜びを感じている」と述べた。 (喜納高宏通信員)