【伊江】クリスマスを前に、西幼稚園と伊江小学校PTA母の部がクリスマスリース作りを開催した。西幼稚園は5日、伊江小学校は7日に実施した。アダン葉や月桃など島に育つ自然素材を生かし帽子や小物、アクセサリー制作をする「Kot’oli(ことり)」と、時々花屋さんも営む屋嘉比りささん(東江前在住)が講師を務めた。
今回の花材はムヒロ杉、ブルーアイス、松ぼっくりの実、ユーカリやハイブリッドスターチス、ススキ、ヤシの実の枝など。花材の特徴や花言葉を紹介し、ワイヤリングの仕方を屋嘉比さんが説明した。その後、参加者は彩りを考えながら作品を仕上げた。
幼稚園で子どもの双葉さんと一緒に参加した村元杏沙香さんは「母親同士のおしゃべりも楽しんだ。これでわが家にもサンタさんが来るかな」とうれしそうにリースを掲げた。
伊江小学校ではPTA母の部(前田美奈津部長)が同校地域連携室で実施した。前田部長は「植物と触れ合い、毎日の騒がしい日常を忘れるくらい癒やしの時間だった」と話した。
屋嘉比さんは「クリスマスが過ぎたら鈴などの代わりに松やしめ飾りに変えると、お正月のしめ縄にもなるので有効活用してください」と呼びかけた。
(知念光江通信員)
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クリスマスへ リース作り/西幼稚園・伊江小PTA母の部
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琉球新報朝刊
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